サクラのイオリ

オタクのあれこれ

セレッソ大阪が優勝したので少し

「あんなドン引きサッカーで勝って楽しいのか」

そんな負け惜しみを川崎サポから聞きました。

 

もちろん、セレッソも理想は攻撃的な見ていてワクワクするサッカーを標榜しています。

そういうイメージを植え付けたのは、セレッソを躍進させたクルピ監督かなとおもいますし、実際クルピのサッカーは見ていて楽しく、強かったです。

 

でも、そのガンバが何億円かけてとったクルピでも、Jリーグのタイトルは、結局とれなかった。

とれなかったんです。

 

何回、タイトルを逃してきたでしょう。

川崎よりは確かに少ないかもしれませんが、それでもサポーターは全部覚えていますよ。

その悔しさを。

 

欧州に移籍して、うまくいかなくてすぐ戻ってきたりする選手を見て、「セレッソあまちゃんだな」って言われたこともありますね。

馴れ合いチームだと。

 

そんなチームを変えてくれたのが、やっぱり尹晶煥だと思います。

今シーズンのセレッソは、やっぱり違った。

規律に、激しい守備。

リーグでは、リードした後半に5バックにシステムを変えてガン守りした試合も片手では足りません。

 

ある意味では、攻め勝つサッカーからはほど遠いかもしれません。

守りを固めて負けた試合などでは、このサッカーで本当にいいのか?と疑ったこともあります。

 

でも、やっぱり優勝した今改めて思うのは、セレッソに必要なのは、勝者のメンタルだったということ。

そして、それを与えたのが、今の監督だということ。

 

勝者のメンタルってなんやねん。

 

わかりません。

みなさんわかりますか?

わかんないんです。

みんな勝つつもりでやってます。プロですから。

手堅さ、勝負強さ、大舞台の経験値。運。

なんか色々あると思います。

 

でも、ひとつわかります。

その、勝者のメンタルこそが、タイトルを取るために最後に必要なものだということ。

正直、今までのセレッソなら、絶対に試合の途中で失点していたと思います。

そこを変われたから、今年はタイトルがとれた。そういうことなんだとおもいます。

 

 

最初の質問に戻りましょう。

「あんなドン引きサッカーで勝って楽しいのか」

楽しかったです。

優勝するのが、こんなに嬉しいとは思いませんでした。

セレッソが、理想を追い求めるだけではたどり着けなかった境地だと思います。

新しい歴史だと思います。

止まっていたままでは見れなかったものが見たい。

 

 

 

尹体制ももうすぐ一年です。

最近は柿谷がトップの位置に入るフォーメーションが多いです。

清武も怪我から帰ってきました。

これからです。

僕らの夢はまだまだこれからです。

ここから、守備体制が整ったここから、どんどん追い求めるものを足していけばいい。

勝ち進んだ先に、きっと理想のセレッソ大阪がいます。

 

最後にルヴァンカップ優勝おめでとうそしてありがとうございました。

来年のさらなる飛躍を、応援しています。